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2018年07月19日

誰も言わない中国関連事業の悲劇

金型を中国で製造して日本に逆輸入、もしくは、中国で現地生産して中国で売る。そんなビジネスモデルを描いていた会社が少なからず倒産している。

リーマンショックの時に1番ピークだったが、最近、また、中国に工場を持っている会社が、業績を悪くしている。

中国自体の景気が急速に冷えこむ中、この動きはますます増加するだろう。

日本国内で怖いのは、今でも中国で儲けて、立派な工場を増設した会社が、国内にたくさんあるということだ。

そういう会社は、自動車関連の部品会社に多い。

あまりに中国が成長していた時に、調子にのって立派な工場を建ててしまったバカ社長はけっこういる。

どうするのだろう。ほとんど多額の借金で工場を建設している。中国がどんどん高度成長して仕事が増えると予想していたようだが、これから、5年は全く仕事が増えるどころか、部品の受注は激減するはずだ。

それに、現地に自分の会社の社員を派遣している会社は、もし、その社員が中国で逮捕などされてしまった場合、どうやって社員を救出する気なのだろうか。

へんな幻想を抱いて中国大陸とビジネスをしてしまった会社は社員の命まで考えなくてはならなくなる時代になってしまった。  


Posted by しるべすた at 12:48Comments(0)